歯周病治療に関するよくある質問をまとめています。
Q1. 歯磨きをすると血が出ます。あまり磨かない方がいいですか?
磨いた方がいいです。
歯磨きをした時に血が出るということは歯茎に炎症が起きているという証拠になります。炎症の原因は細菌。細菌を取り除くには歯磨きが最も効果的ですので歯磨きをやめないでください。ただし誤った方法で磨いていると新たに傷を作ってしまうことになりますので注意が必要です。
Q2. 歯ブラシはどれくらい持つものですか?
1ヶ月で交換してください。
歯ブラシは使っていくと汚れを取る能力がだんだんと落ちていきます。30%ほども落ちてしまうと言われています。毛先の広がった歯ブラシは汚れが取れないだけでなく歯茎も傷つけてしまいます。また細菌の繁殖もありますので1ヶ月での交換をオススメします。
Q3. 私が歯周病だなんて信じられません。本当ですか?
歯周病には検査による基準があります。
歯医者さんで行う歯茎をチクチクする検査(歯周検査)によって歯周病の有無および重症度を診断できます。まだ痛みなどの症状がなくても歯周ポケットが4mm以上あると歯周病と言われます。4mm以上の歯周ポケットがあると歯ブラシでのケアが難しくなるためです。
Q4. 歯磨きを頑張れば歯周病にはなりませんか?
いいえ。なる場合もあります。
正しい方法で頑張って入れば歯周病になる可能性は少ないですが頑張りの方向が誤っていると歯周病になってしまいます。歯ブラシの管理やフロスの使用。歯ブラシの動かし方など正しいブラッシング方法を身につける必要があります。また歯周病には歯ぎしりなどの影響や口呼吸の影響もあるため歯磨きだけでは完全に防ぐことはできません。
Q5. うがい薬を使って入れば歯周病にはなりませんか?
いいえうがい薬だけでは不十分です。
うがい薬は歯磨きのサポートとして考えてください。歯周病予防の基本は歯磨きです。歯磨きの効果を高めてくれるのがうがい薬です。あなたに合ったうがい薬を見つけてより効率的な歯周病予防を頑張ってくださいね。
Q6. 歯周病の治療では歯石を取ると聞きました。歯石とりは痛いですか?
人によっては痛いです。
歯石はそれ自体は歯茎を傷つけたりはしないのですが細菌の温床となるため取り除くことが好ましいとされています。歯石の周りには細菌が多く存在することが多いため、歯石周りの歯茎は炎症を起こし腫れていることが多いです。腫れた歯茎を触ると痛みがありますので歯石が多くついているような人は痛みを感じることが多いです。歯石とりで痛みを減らすコツは歯石が多くないうちに歯科医院でとってもらうことです。
Q7. 歯医者さんにいく時間が取れないのですが歯石は自分では取れませんか?
とれません。
正確には上手に行うと取れるのですがほとんど無理です。歯石とりは資格を持った歯科衛生士や歯科医師が練習を重ねて専用の器具で除去します。ご家庭にある器具で歯石を取ろうとすると勢い余って歯茎を傷つけてしまう可能性が高いです。ですので歯石が気になったら歯科医院へいきましょう。
Q8. 歯周病の治療はすぐ終わらないのですか?長くかかるのが嫌です。
1回では終われません。
お家の掃除に例えてみます。歯磨きは普段のお片づけや掃除機によるお掃除です。歯周病の治療は大掃除に当たります。普段の掃除と大掃除を比べてみると1箇所の掃除にかかる時間や徹底さが大きく異なりますよね。家中の大掃除を1日でやるとなるととても考えられません。ましてや何十年住んでいて初めて行う大掃除ならなおさらです。また、これは大掃除とは異なることですが歯周病の治療には歯茎の治るのを待つ期間もあるため治療の期間が長くなってしまいます。
Q9. 一度歯周病の治療が終わるともうしなくてもいいですか?
定期的にチェックが必要です。
歯周病の治療が終わったお口の中は治療前と比べると健康に近い状態です。その状態のお口を歯科衛生士さんに教わった正しい歯磨き方法で磨いているので問題ないと思われますがそうではありません。どんなにしっかりと磨いていてもどうしても歯ブラシが届かない部分というものが出てきます。再び歯石が多くついてくるようなことがあれば歯周病の治療が必要となることがあります。予防策として定期的に歯科衛生士さんにチェックをしてもらい歯石とりをしておくことで綺麗な状態を保つことができます。







