人は見た目ではないといいますが心理学的に人の見た目はとても重要だということが分かってきています。
メラビアンの法則というものをご存知でしょうか?
簡単に言うと人の印象の半分以上を視覚情報から得ているというものです。
人の印象はつまり見た目で判断している部分が多いということです。
マスクを外すと人の印象が大きく変わることからわかるように口元は人の印象にかかわってきます。
口元の印象は”きれいな歯並び” ”きれいな歯の色” ”ほうれい線などのしわ” ”普段の表情” ”はぐきの色”で作られます。
特にはぐきの印象というものは大きいようです。
はぐきが黒ずんでいると不健康・不潔など、悪いイメージもついてしまうと言われています。
どうしてはぐきはだんだんと黒くなるの?
はぐきの色が変化するのには大きく分けて2つの原因があります。
はぐきの色が変化する2つの原因
はぐきのメラニン色素の沈着
歯周病によるはぐきの色の変色
はぐきのメラニン色素沈着
はぐきの黒ずみの原因
お肌にシミができるようにはぐきにもシミができます。
お肌の場合は紫外線や排気ガスなどの沈着がシミの原因とされていますが、はぐきの場合はコーヒーやワインなど色素の濃い食べ物の色素の沈着、たばこによるはぐきの黒ずみ、口呼吸による外気との接触、やはり紫外線による影響などによりだんだんとはぐきには色が付いてきます。
はぐきの黒ずみの解消方法「ガムピーリング」
ガムピーリングの治療の流れ
2.患者様に合った治療法の提案および説明を行います
3.処置を行います
(1)種類の専用の薬剤を歯ぐきの黒ずんだ部分に塗布していきます
(2)薬液塗布を何度か行い処置は終了です
(3)後日来院いただき経過を観察します
※個人差はありますが基本的に1,2回の処置で綺麗になります。
ガムピーリング治療の注意点
・処置後ははぐきがひりひりした感じがあります
・はぐきが落ち着くまでは刺激のある食べ物の飲食は避けてください
・1週間ほどはぐきが白くなります。はいだりせず自然になくなるのをお待ちください
・着色は生活習慣により再び起こることがあります
歯周病によるはぐきの色の変化
成人の8割がかかっているといわれる歯周病もはぐきの色を変化させる原因のひとつです。
健康なはぐきはピンク色をしていてハリがあります。
しかし歯周病となると様々な色にはぐきの色は変わっていきます。
軽度の歯周病
ピンク色だったはぐきは少し赤みを帯びていきます
重度の歯周病
はぐきの赤みが赤黒くなってきます。
このような場合には歯周病の治療を行うことではぐきの色もきれいになっていくことが多いです。
歯周病の治療はガムピーリングとは違い時間のかかる治療ですが一緒に頑張っていきましょう。
歯周病の治療に関してはこちらをご確認ください。