こんにちは長崎県諫早市の歯医者 諫早駅前歯科です。

「歯ぎしりが原因かもしれません」と歯科医院で言われて、驚いたことはありませんか?
歯ぎしりは、ほとんどの方が自覚がなく起こっています。
睡眠中の無意識下で起こり、音もしないことも多いのでご家族でも気づかないことが多く、指摘を受けて初めて知るケースも少なくありません。
自覚がないまま長く続くと、歯や顎関節、筋肉にまで負担がかかり、気づいたときにはトラブルが進行していることもあります。
今回は、そんな「歯ぎしり」の原因とセルフチェックの方法についてご紹介します。
歯ぎしりが歯やお口に与える影響
「ほんのクセだから」と侮ってはいけません。
寝ている間の噛む力普段の食事の時にかかる力よりもはるかに強く、100kgを超えるとも言われており、誰もがコントロールできるものではありません。
そのような強い力で行われる歯ぎしりが続くと、次のようなトラブルが起こり得ます。
歯ぎしりが引き起こすトラブル
・歯がしみる:摩耗や欠損により内部が露出し、知覚過敏を起こすことがあります。
・歯周病が進む:強い往復運動で歯が揺さぶられ、すでに歯周病のある方はさらに進行することもあります。
・顎関節症のリスク:顎の関節や筋肉に負担がかかり、痛みや音の原因になります。
・虫歯リスクの上昇:目に見えない亀裂から菌が侵入し、虫歯になることがあります。
・補綴物(被せ物・詰め物)の破損:外れたり欠けたりすることがあります。二次虫歯の原因にもなります。
・筋肉の疲労や肩こり:頬やこめかみ、首の筋肉に緊張が続き、片頭痛の原因にもなります。
このように、歯ぎしりを放置することは歯や顎にとって大きなリスクになります。
歯ぎしりの原因
歯ぎしりの明確な原因はまだ解明されていませんが、次のような要素が関係していると考えられています。
・日中のストレス
・歯並びや噛み合わせの不揃い
・無意識下でのストレス発散や噛み合わせ調整
歯ぎしりの原因と考えられているものはコントロールすることが難しく、本人の意思で「やめよう」と思っても止められないのが歯ぎしりです。
歯ぎしりの種類
実は「歯ぎしり」と呼ばれるものには、いくつかのタイプがあります。
・グラインディング:一般的な歯ぎしりのイメージ。歯を左右にこすり合わせるタイプ。歯の摩耗や歯周病悪化に繋がります。
・クレンチング:食いしばりとも呼ばれます。音がしないので食いしばりは気が付かれにくいです。強く噛みしめるタイプ。日中に集中している時にも起こり、顎関節症や筋肉疲労の原因になります。
・タッピング:「カチカチ」と音を立てて噛み合わせるタイプ。歯が欠けたりヒビが入ったりします。
ご自身の癖を知ることが、トラブルを防ぐ第一歩になります。
歯ぎしりセルフチェック
歯ぎしりは自分では気づきにくいため、次の項目をチェックしてみましょう。
当てはまるものがあれば要注意です。
・朝起きた時に顎がだるい、またはこわばっている
・下あごを左右にずらすと、上下の歯の先端がピッタリ合う
・お口の中に骨の膨らみ(骨隆起)がある(上あご:口蓋隆起/下あご:下顎隆起)
・歯ぐきが下がっている
・歯ぐきのきわに段差(楔状欠損)がある
・頬の内側に白い線状の跡がある
いくつか当てはまる場合は、歯ぎしりの可能性があります。
早めに歯医者さんで確認してもらいましょう。
早めのチェックと治療がおすすめ
歯ぎしりは痛みが出るまで気づかないことが多いですが、放置すると歯の寿命を縮めることがあります。
諫早駅前歯科では、噛み合わせのチェック、被せ物の調整、マウスピース治療など、歯ぎしりの状態に合わせた対応を行っています。
まとめ
歯ぎしりは、自分で気づかないうちに歯や顎に大きな負担をかけてしまうクセです。
朝の顎の違和感や歯のヒビ、歯ぐきの変化を感じたら、早めに歯科医院でチェックしてみましょう。
諫早市で歯ぎしりや噛み合わせが気になる方は、諫早駅前歯科までお気軽にご相談ください。
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