こんにちは、長崎県諫早市の歯医者【諫早駅前歯科】です。
子どもの歯を守るために、日々どんなことを意識していますか?
歯みがきや甘いものを控えることはもちろん大切ですが、実は「飲食回数」も虫歯予防において非常に重要なポイントです。
今回は、0~6歳のお子さんを持つ親御さんに向けて、飲食回数と虫歯予防の関係についてわかりやすくご紹介します。

目次
なぜ虫歯はできる?基本をおさらい
虫歯は、口内にいるミュータンス菌などが糖分を分解して酸を作り、歯を溶かすことで発生します。
食事やおやつをとるたびに口の中は酸性に傾き、その後、唾液の力によって中性へ戻る「再石灰化」が行われます。
しかし、飲食回数が多いと再石灰化が間に合わず、虫歯ができやすくなってしまうのです。
飲食回数と虫歯リスクの関係
飲食の回数が増えると、
- 口の中が長時間酸性状態になる
- 唾液による修復が追いつかなくなる
- 結果的に歯が溶けやすくなる
といった悪循環が起きます。
特に、甘い飲み物やお菓子を「ダラダラ食べ・飲み」していると、虫歯リスクは大きく上がります。
ポイント
何を食べるかも大事ですが、「何回食べるか」「どのくらい時間を空けるか」も同じくらい重要です。

年齢別|理想のおやつ回数と与え方
3歳までは「おやつ2回」が理想
胃が小さく、一度に多く食べられないため、食事だけでは栄養が足りません。
1日3回の食事に加え、午前と午後に1回ずつおやつを取り入れましょう。
理想のおやつ例
- おにぎり
- 野菜スティック
- 無糖ヨーグルト
- チーズや牛乳
甘いお菓子ではなく、栄養補助を意識した内容にすることがポイントです。
4歳以上は「おやつ1回」にシフト
食事量が増え、栄養も十分に摂れるようになります。
午後に1回だけおやつを取り、食事のリズムを安定させましょう。
理想のおやつ例
- 季節の果物
- 干し芋
- 素焼きのナッツ(4歳後半から推奨)
- 小さなサンドイッチ
時間を決めて、食べた後は口の中をしっかり休めることが重要です。

当院インスタグラムでも、虫歯になりにくいおやつ選びについて紹介しています。
「ダラダラ食べ」を防ぐコツ
ダラダラ食べは、虫歯だけでなく次のような問題も引き起こします。
- 肥満リスク
- 味覚発達の遅れ
- 食事リズムの乱れ
これらを防ぐために、次のポイントを意識しましょう。
1. おやつタイムを固定する
おやつは「特定の時間にだけ」と決めることで、間食が習慣化しにくくなります。
2. 甘いものは「特別な日」だけ
お誕生日やお出かけのときなど、特別なシチュエーションで甘いおやつを楽しむようにしましょう。
3. 飲み物も注意する
ジュースやスポーツドリンクは糖分が多いため、普段の水分補給は「水」や「お茶」が基本です。
4. 食後の歯みがきを徹底する
- 食べた後には歯みがきをする
- 特に夜寝る前の歯みがきはしっかりと
- 小さいうちは必ず仕上げ磨きを続けましょう

毎日の仕上げ磨きや歯みがきケアについては、
👉 予防歯科ページでも詳しくご紹介しています
まとめ|飲食回数を意識して虫歯予防を!
子どもの虫歯予防は、歯みがきだけでは不十分です。
飲食回数を適切にコントロールし、一度溶け始めた歯が修復できる時間を作ることがとても重要です。
この記事のまとめ
- 飲食回数が多いと虫歯リスクが上がる
- 3歳まではおやつ2回、4歳以上はおやつ1回が理想
- ダラダラ食べを防ぐ工夫を取り入れる
- 食後の歯みがきと仕上げ磨きを続ける
当院の小児歯科では、年齢や成長に応じた虫歯予防のアドバイスを行っています。
👉 小児歯科について詳しくはこちら
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