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口がポカンと開いていませんか?ガムで楽しくできる「お口の筋トレ」で歯並び・口呼吸を改善!

こんにちは 長崎県諫早市の歯医者 諫早駅前歯科です。

最近、お子様の食事中の様子で気になることはありませんか?

諫早駅前歯科のブログ記事アイキャッチ画像。今回のテーマは「クチャクチャ食べ気になりませんか?」と題したガムトレのすすめ。子供の噛む力を育てるトレーニングの紹介。

「いつも口が開いている」「クチャクチャ音を立てて食べる」「柔らかいものばかり好む」——もしかしたら、それはお子様の「噛む力」が十分に育っていないサインかもしれません。

現代の子どもたちは、柔らかく食べやすい食事が中心になりがちで、昔の子どもたちに比べて噛む回数が大幅に減っているといわれています。実際、戦前の食事では一回の食事で約1,400回噛んでいたのに対し、現代では約600回程度にまで減少しているというデータもあります。

そこで今日は、歯科医院としてぜひおすすめしたい「ガムトレーニング」についてお話しします。遊び感覚で楽しく取り組めて、お子様のお口の健康と将来の歯並びにも良い影響を与える、とっておきのトレーニング方法です。

なぜ「噛む力」が大切なの?

お口周りの筋肉や舌の力は、実は想像以上に私たちの健康と深く関わっています。

十分な咀嚼力(噛む力)が育っていないと、以下のような問題が起こりやすくなります。

歯並びへの影響

噛む力が弱いと、あごの骨が十分に発達しません。あごが小さいままだと、永久歯が生えるスペースが足りず、歯が重なったり、ガタガタの歯並びになったりする原因になります。

口呼吸の習慣化

お口周りの筋肉が弱いと、無意識のうちに口が開きっぱなしになり、口呼吸が習慣化してしまいます。口呼吸は、風邪をひきやすくなる、集中力が低下する、顔の発育に影響するなど、全身の健康にも関わる問題です。

飲み込む力や発音への影響

舌の筋肉が十分に発達していないと、食べ物をうまく飲み込めなかったり、「サ行」や「タ行」などの発音が不明瞭になったりすることがあります。

消化への負担

よく噛まずに飲み込む習慣がつくと、胃腸への負担が増え、消化不良を起こしやすくなります。またあまり噛まずに食べれる食べ物がすきになり肥満になりやすい傾向もあります。

こうした問題を予防し、健康なお口の機能を育てるために、幼少期からの「噛むトレーニング」がとても重要なのです。

ガムトレーニングはこんなお子様におすすめ

特に以下のような特徴があるお子様には、ぜひガムトレーニングを試していただきたいと思います。

いつもポカンと口が開いている

テレビを見ているとき、集中しているときなど、無意識のうちに口が開いていませんか? これは口呼吸の兆候であり、お口周りの筋肉(口輪筋)が弱っているサインです。

食べ物を飲み込むのが早い、または遅い

あまり噛まずにすぐ飲み込んでしまう、逆にいつまでも口の中に食べ物を溜め込んでいる——どちらも、舌や口の筋肉がうまく使えていない可能性があります。

滑舌が気になる

「サ行」「タ行」「ラ行」などが言いにくそう、発音が不明瞭に感じる場合は、舌の位置や動きに問題があるかもしれません。

歯並びが気になり始めた

乳歯の段階で既に歯と歯の間にすき間がない、前歯が少し重なってきたなどの兆候がある場合、あごの発育が不十分な可能性があります。

食事中にクチャクチャ音を立てる

口を閉じて噛む力が弱いため、無意識に口を開けたまま噛んでしまっているのかもしれません。

これらは、お口周りの筋肉や舌の力が弱いサインです。でも、ご安心ください。適切なトレーニングで、これらの問題は改善できることが多いのです。

ガムトレーニングの具体的な方法

ガムトレーニングは、単にガムを噛むだけではありません。段階を踏んで、「舌の正しい位置」を体に覚えさせることがゴールです。

ステップ1:しっかり噛む

まずは左右の奥歯を使って、バランスよく5分から10分ほどしっかりガムを噛みます。このとき、片方の歯だけで噛むのではなく、左右交互に噛むように意識しましょう。

噛んでいる間は口を閉じて、鼻で呼吸することも大切なポイントです。最初は難しいかもしれませんが、少しずつ慣れていきます。

ステップ2:舌で丸める

十分に噛んで柔らかくなったら、今度は舌を使ってガムを丸いボール状にまとめます。これは舌の筋肉を鍛える重要なステップです。

お子様には「ガムをお団子にしてみよう」と声をかけると、楽しみながら取り組めます。

ステップ3:上あごに押し広げる

丸めたガムを、舌の先で上あごに押し付けて平らに広げます。この「上あご」というのは、前歯の少し後ろにある膨らみの部分で、「スポット」と呼ばれる場所です。

舌の先でガムをグッと押して、できるだけ薄く、広く伸ばすことがポイントです。これには舌の力が必要なので、最初はうまくできなくても大丈夫。繰り返すうちに上達していきます。

ステップ4:キープして飲み込む

広げたガムを舌で上あごにピッタリと貼り付けたまま、唾液を飲み込む練習をします。このとき、ガムが落ちないように舌で支え続けることが大切です。

この動作を繰り返すことで、舌を常に「上あご」に置いておく習慣がつきます。実は、正しい舌の位置は「上あごに軽く触れている状態」なのです。この位置に舌があると、自然と口が閉じ、鼻呼吸が促されます。また、舌の力であごの成長も適切にサポートされ、歯並びの悪化を防ぐことにもつながるのです。

トレーニングに適したガムの選び方

市販のガムでも練習はできますが、歯科医院としておすすめしたいのは以下の条件を満たすガムです。

キシリトール100%配合

虫歯の原因になる砂糖が含まれていないものを選びましょう。キシリトールは虫歯菌の活動を抑える働きもあるので、トレーニングをしながら虫歯予防もできて一石二鳥です。

少し硬めのもの

噛む力を鍛えるためには、適度な弾力があるものが理想的です。柔らかすぎるガムでは、十分なトレーニング効果が得られません。

味が長持ちするもの

トレーニング中に味がなくなってしまうと、お子様が飽きてしまいます。歯科専売のガムは、一般的なガムよりも味が長持ちするように作られています。

当院では、「リカルデントガム」を受付で販売しております。一般的なガムよりも少し硬めに作られており、トレーニングに最適です。ご興味のある方は、お気軽にスタッフにお声がけください。

トレーニングを続けるコツ

ガムトレーニングは、毎日続けることが大切です。でも、お子様が嫌がってしまっては意味がありません。楽しく続けるためのコツをいくつかご紹介します。

時間を決める

「おやつの後」「お風呂の前」など、毎日決まった時間に行うと習慣化しやすくなります。

一緒に取り組む

親御さんも一緒にガムを噛んで、競争してみるのも楽しいですね。「どっちが長く上あごにくっつけていられるかな?」など、ゲーム感覚で取り組むのもおすすめです。

記録をつける

カレンダーにシールを貼るなど、達成感を味わえる工夫をすると、お子様のやる気も続きます。

褒める

うまくできたときは、たくさん褒めてあげてください。お子様の自信につながります。

いつから始めればいい?

ガムトレーニングは、ガムを飲み込まずに噛めるようになる5歳くらいから始めるのが理想的です。

5歳から小学生くらいまでの時期は、あごの成長が非常に活発な大切な時期。この時期に正しい「噛み方」と「舌の位置」を身につけることは、将来のきれいな歯並びと健康な体への第一歩になります。

ただし、お子様の発達には個人差がありますので、「ガムを飲み込まない」という約束が守れることが前提です。心配な場合は、必ず保護者の方が見守りながら行ってください。

まとめ:今日からできる「お口の筋トレ」

ガムトレーニングは、1日1回、お家で楽しみながらできる「お口の筋トレ」です。

特別な器具も必要なく、ガム1枚あれば始められる手軽さも魅力です。毎日コツコツ続けることで、お口周りの筋肉が鍛えられ、舌の正しい位置が自然と身につきます。

その結果として期待できる効果は——

  • 鼻呼吸の習慣化
  • あごの適切な成長促進
  • 歯並びの改善・予防
  • 滑舌の向上
  • 咀嚼力・飲み込む力の発達

お子様の健やかな成長のために、今日からガムトレーニングを始めてみませんか?

「うちの子にも必要かしら?」「やり方が合っているか不安」と感じた方は、検診の際にお気軽にご相談ください。当院では歯科衛生士による口腔機能のチェックや、一人ひとりに合わせた指導も行っております。

お子様の笑顔あふれる未来のために、私たちがサポートさせていただきます。ご来院を心よりお待ちしております。

長崎県諫早市永昌東町16-28 2階
医療法人 夢昂会 諫早駅前歯科

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