歯はどう磨いたらきれいになりますか?

まず、歯ブラシの持ち方ですがペンを持つようにやさしく持ちます。このように持つと余計な力がかかりにくくなります。ほとんどの人が歯磨きの時の圧力が強いといわれており、圧力が強すぎると歯ブラシの毛の先が広がってしまい効率が悪くなってしまいます。
歯磨きの時にかける力はほんの少しでいいのです。

磨き方ですが、歯の面に垂直に当て、小さく動かして磨いていきます。大きく動かしてしまうと歯の隙間に毛先が入っていかず、十分にきれいになりません。歯の一つの面に対して10回は動かすようにしましょう。虫歯のよくできやすい場所は噛み合わせの面、歯と歯茎の間、歯と歯の隙間です。これらの部位を意識してブラシを当てていきましょう。

1日に歯磨きは最低3回行うようにしましょう。また、1日に1回は補助的清掃器具(歯間ブラシ、デンタルフロス)の使用が必要です。歯ブラシだけではきれいに磨いても3割から4割は汚れが残ってしまうといわれています。

歯間ブラシやデンタルフロスも普通の歯ブラシとおなじようにこすることで歯の表面の汚れが取れていきます。ただ歯の隙間に入れるだけでは詰まった食べ物のかすは取れますが歯の表面についた汚れは取れません。歯間ブラシは歯の隙間に入れて10回~15回出し入れするようにします。デンタルフロスも歯の隙間に入れて、歯の表面に当てて上下に動かすようにします。日々の歯磨きの参考にされてください。