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パパやママに知っておいてほしい食べ物の危険性

こんにちは長崎県諫早市の歯医者 諫早駅前歯科です

もうすぐクリスマス、そしてお正月ですね。

楽しい楽しいこの時期に毎年起きる悲しい事故があります。それは

誤飲による窒息

誤飲は、乳幼児や高齢者を中心に、おこる事故です。死亡者数は年間3500人以上。高齢者のもちによる窒息事故の死亡者数は毎年約300人。その40%が1月に起きているそうです。誤飲によって窒息や胃腸の損傷などの重篤な症状を引き起こすこともあるため、十分な注意が必要です。

そこで今回は、誤飲しやすい食べ物について解説します。また、事故を防ぐための工夫についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

小さなお子さんが誤飲しやすいもの

乳幼児の誤飲は、生後6ヶ月頃から増え始め、1歳頃をピークにします。この時期は、まだ噛む力が弱く、口の中に入るものはなんでも飲み込んでしまう傾向があります。また、好奇心旺盛で、周囲のものを口に入れてしまうことも多いです。

乳幼児の誤飲しやすい食べ物としては、以下のようなものが挙げられます。

  • ピーナッツやアーモンドなどのナッツ類
  • グミやゼリーなどの弾力のある食品
  • 小さい硬いお菓子やキャンディ
  • 小さな玩具

これらの食べ物は、喉に詰まりやすい形状や大きさをしているため、誤飲のリスクが高くなります。また、ナッツ類は喉に詰まった場合、気道を塞いでしまう危険性があります。

のどをつきやすいもの

のどを突くような形状をしている食べ物も、誤飲のリスクが高くなります。特に、以下のような食べ物には注意が必要です。

  • ぺろぺろキャンディ
  • 歯ブラシ
  • 魚の骨

ぺろぺろキャンディは、のどに詰まりやすい形状をしているうえ、口の中で溶けやすいため、気が付かないうちに飲み込んでしまうことがあります。歯ブラシは、先端が細く尖っているので、のどに刺さってしまう危険性があります。魚の骨は、小さくて見えにくいため、誤飲に気づきにくいのが特徴です。

高齢者の誤飲しやすいもの

高齢者の誤嚥性肺炎の原因の1つに、誤飲があります。高齢者は、歯が抜けたり、噛む力が弱くなったりすることで、食べ物を飲み込む力が低下します。また、認知症や薬の副作用によって、嚥下機能が低下することもあります。

高齢者の誤飲しやすい食べ物としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 小さく丸めたお餅や団子
  • 柔らかい肉や魚
  • ゼリーやプリンなどのトロッとした食品

これらの食べ物は、飲み込みにくい形状や大きさをしているため、誤嚥のリスクが高くなります。また、ゼリーやプリンなどのトロッとした食品は、喉に詰まった場合、気道を塞いでしまう危険性があります。

事故を防ぐための工夫

誤飲事故を防ぐためには、以下のような工夫を心がけましょう。

  • 乳幼児には、誤飲しやすい食べ物を与えないようにしましょう。
  • のどを突くような形状をしている食べ物は、小さく切ってあげましょう。
  • 高齢者には、食べ物をよく噛んでから飲み込むように声かけしましょう。
  • 食べ物を食べるときは、周囲に人がいないようにしましょう。

また、誤飲に対する知識を身につけることも大切です。誤飲した際の対処法について、事前に知っておきましょう。

誤飲に対する対処法

誤飲した際の対処法は、以下のとおりです。

  • 誤飲した食べ物が見える場合は、自分で取り出しましょう。
  • 食べ物が見えない場合や、取り出せない場合は、すぐに救急車を呼びましょう。
インスタグラムでも誤飲しやすい食べ物に関する記事を紹介しています

自分で取り出そうとして、さらに奥に飲み込んでしまったり、気道を塞いでしまったりする危険性があるため、注意が必要です。

まとめ

誤飲は、乳幼児や高齢者に多い事故です。事故を防ぐためには、誤飲しやすい食べ物に注意し、適切な工夫をすることが大切です。また、誤飲に対する知識を身につけておきましょう。