こんにちは長崎県諫早市の歯医者 諫早駅前歯科です。
きれいでしっかり噛める歯並びをめざすお子様にとって、早期に適切な矯正治療を始めることは大切です。その中でも諫早駅前歯科のお勧めする「拡大床装置」は、特に成長期の子どもに有効な矯正装置の一つです。この記事では、拡大床装置の仕組みや効果、治療の流れについて詳しく解説します。
目次
拡大床装置とは？
歯並びが悪くなる主な原因の一つに、顎のスペース不足があります。拡大床装置は、顎をゆっくりと広げることで、歯が自然な位置に生えるための十分なスペースを確保することを目的としています。顎のスペースがない状態だとガタガタの歯並びになってしまいます。顎の大きさが十分に大きくなっていないと出っ歯や受け口になってしまいます。その原因となる顎の大きさの問題を解決するのが拡大床装置です。
拡大床装置の仕組み
拡大床装置は、装置の中央にあるスクリューを少しずつ回すことで、歯並びの横幅を広げます。スクリューの回転は非常に微細であり、定期的な調整で顎の骨を徐々に広げていきます。これにより、無理なく顎を広げ、歯が自然な位置に揃うための準備を行うことができます。
拡大床装置による拡大期間は状況によって異なりますが、通常は数ヶ月から1年程度です。拡大が完了すると、固定期間が設けられ、拡大した状態を安定させるためのリテーナーなどが使用されます。
拡大床装置が効果的な理由
- 成長期に最適な治療
拡大床装置はお子様の顎の成長をサポートする治療法です。お子様の顎の骨は成長過程にあるため、柔軟性があり、拡大床装置での矯正が非常に効果的です。成長期に行うことで、自然な骨の発育をサポートし、歯並びを整えることができます。 - 抜歯を回避できる可能性
拡大床装置を使用することで、顎のスペースを広げ、歯が自然に並ぶ余地を確保する治療法です。十分な顎のスペースがない場合では必要となる抜歯を避けることができる場合があります。 - 機能改善も期待できる
拡大床装置を使用することで、歯並びが改善されるだけでなく、呼吸や飲み込み、発音など、日常的な機能が向上する場合があります。これは、MFT（筋機能療法）と併用することで、さらなる効果を期待できます。
拡大床装置とMFTの組み合わせ治療
諫早駅前歯科では、拡大床装置だけでなく、MFT（筋機能療法）にも力を入れています。MFTは、舌や口周りの筋肉のトレーニングを行い、正しい呼吸や飲み込みの習慣を身につけることで、矯正治療の効果を最大限に引き出す治療法です。
拡大床装置で顎のスペースを確保しつつ、MFTで口腔機能を改善することで、歯並びが整うだけでなく、長期的な口腔の健康をサポートします。
拡大床装置を使う際の注意点
拡大床装置はお子様の歯並びを良い歯並びへと導く効果的な治療法ですが、正しく使用しないと効果が出ないばかりか悪影響が起こることもあります。
- 装置の取り扱い: 拡大床装置は取り外し可能な装置です。歯並びを整える力は装置を正しく装着している間だけ発揮されます。毎日しっかりと装着し、歯科医院での定期的な調整を行うことが重要です。
- 口腔ケアの徹底: 装置には複雑な部分も多くプラークなどの細菌が残りやすいです。装置がプラークで汚染されていると歯茎が腫れ、装置をつけると痛みを感じるようになり装置をつけることができず治療がなかなか進まなくなってしまうこともあります。装置を外したらしっかり洗う。お口の中は清潔に保つことを意識しましょう。
諫早駅前歯科で拡大床装置による矯正治療を行うメリット
拡大床装置は、顎の成長をサポートし、抜歯を回避できる可能性があるため、特に子どもの矯正に適しています。また、MFTも一緒に行うことで姿勢が正しくなり唇や舌、ほっぺたの機能を正しく活用できるようになります。これらの口腔機能を正しく活用できると歯並び矯正治療がスムーズに進むだけでなく後戻りがしにくく綺麗な歯並びを長く維持することができるようになります。MFTのメリットは歯並びだけではありません。矯正治療を行う際にはぜひMFTにも力を入れてみてください。
まとめ
拡大床装置は、成長期の子どもにとって非常に効果的な矯正治療の一つです。 顎のスペース不足を解消し、歯並びを整えるだけでなく、MFTとの併用で口腔機能の改善も期待できます。お子様の将来の歯並びや健康を考えるなら、早期の矯正治療を検討してみてください。諫早駅前歯科では、拡大床装置を用いた治療とMFTを組み合わせた最適な治療プランを提供しています。 ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。
長崎県諫早市永昌東町16-28 ２階
医療法人 夢昂会 諫早駅前歯科
電話番号 0957-46-7700
ネット予約はこちら https://keyakidc.com/reserve/
