皆さんはフッ素という言葉を聞いたことがありますか?
最近テレビコマーシャルでも良く聞くようになったフレーズですが、
具体的にどのようなものか、あまり考えたことがないかもしれません。
目次
フッ素ってなに?
フッ素は、食品や水にも含まれる天然元素の1つです。
一般的には、化合物の状態で日常生活の中で使用されています。歯医者さん以外では
フライパン等のフッ素コーティングなど、聞いたことがあるのではないでしょうか?
フッ素には虫歯予防の力がある
歯医者さんでは、フッ化ナトリウムという名称で虫歯予防に広く使用されています。
フッ素には、歯の質を強くする働きがあります。この働きにより、虫歯になりにくくする
効果が期待されています。ただし、歯みがきをすることが、一番の虫歯予防です。
フッ素はどのようにして使うの?
虫歯予防のフッ素の活用方法には、大きく分けて3つあります。
- フッ素入りの歯磨き粉
- フッ素のうがい
- 歯医者さんで定期的にフッ素を塗ってもらう
この3つです。
ご自宅の歯磨きでの虫歯予防
フッ素の効果はその濃度によって異なります。
ご自宅で使用できる歯磨き粉に含まれるフッ素の濃度は、歯磨き粉のパッケージを見ると確認できます。子ども用のものですと500ppmや950ppmのものがあります。大人用のものは1,450ppmのものもあります。歯磨き粉成分に虫歯予防を期待する場合にはフッ素の濃度をチェックしてみて下さい。
フッ素入り歯磨き粉の注意点
お子さんの手の届くところに置かないでください。
歯磨きをしているときは目を離さないようにしてください。
普通に使用している場合は問題ないのですがフッ素は大量に摂取すると中毒症状が出ます。
歯磨きの後に大量の水でうがいを繰り返すとフッ素の濃度が下がるので、うがいは必要最小限に止めてください。
うがいでの虫歯予防
フッ素の入ったうがい薬があります。諫早駅前歯科でおすすめしている物がありますのでご紹介いたします。
専用のボトルにフッ素入りのうがい薬を溶かして使用します。
毎日行う方法と、週に一度行う方法の2つがあります。
うがいをした後には30分飲食を避けていただいたほうがより効果が発揮されます。
したがって夜寝る前が効果的ですね
詳しくはインスタグラムに投稿してありますので是非ご確認ください。
歯医者さんでの定期的なフッ素塗布
歯磨き粉に含まれているものよりも高い濃度のフッ素を使用しています。
フッ素の濃度が高いためより高い効果が発揮できます。
フッ素の効果はきれいな歯により効果がありますので歯医者さんでのクリーニング後のフッ素はとても効果的です。
こちらも塗って30分は、飲食を避けてください。
最後に
当院では希望される患者様に定期健診時にフッ素を塗らせていただいていますのでフッ素での虫歯予防をご希望の方はお声かけ下さい。
虫歯予防は
- 歯磨き
- フッ素
- 食事
この3つを心がけることでより効果があります。まずはひとつずつ始めてみましょう。
諫早駅前歯科 歯科衛生士 東村