2019年10月26日、27日に東京の立川市で行われた摂食支援協会実習セミナーに参加してきました。
セミナーでは高齢者、要介護者の嚥下(飲み込み)や摂食が難しい方の評価、訓練について講義と実習を行いました。
日本は今後超高齢者社会として多くの寝たきり、介護が必要な方に対する支援が必要になると言われています。
2040年にはなんと日本の人口割合は65歳以上の高齢者が全体の40パーセントになるという予想がされているのです。
歯科では通常の治療に加えて、高齢でものが呑み込めない人(嚥下障害)や、ご飯が食べられない人に対する治療が必要です。セミナーではご飯を食べている様子を観察し、嚥下障害の状態や、どういう治療を行っていけばいいかという方針の立て方を学びました。実際に介護施設の施設長ともお話をしており、カンファレンスを行い、食事の食べさせ方や様々なことについての指示も出してきました。写真はカンファレンスの様子です。
今後諫早駅前歯科では、飲み込みに障害がないかを検査する内視鏡の導入も行う予定です。 それについても講義を受けてきました。 現在通院されている方でも今後高齢で通院が難しくなる方が出てくることが予想されます。
そのような場合にも対応できるように諫早駅前歯科では訪問診療にも力を入れています。